日本のアール・ブリュット作品をフランスで紹介する展覧会、「アール・ブリュット ジャポネⅡ」が2018年9月8日より、「パリ東京文化タンデム2018」の一環として開催されています。障害の有無を超えて52名の作家が集った同展覧会から、本展では日本を代表するアール・ブリュット作家の沢田真一、魲 万里絵に加え、海外初出展の5名を含めた9作家の作品をご紹介しました。落ち葉を折って作られた動物たちや、木材に焼きペンで描いた輪郭線に色鮮やかに彩色された生きものたち、顔の一部のみを切り取って描かれたユニークな作品など、さまざまな素材から独自の発想でつくりあげた初公開を含む魅力溢れる作品をご覧いただき好評を博しました。
| タイトル | 移動する港Ⅱ 小さなパリ展 ―アール・ブリュット ジャポネⅡの作家たち |
|---|---|
| 会期 | 2018年11月17日(土)― 11月25日(日)会期中無休 |
| 開館時間 | 11:00~19:00 |
| 会場 | 八王子市学園都市センター ギャラリーホール |
| 入場料 | 無料 |
| 出展作家 | 阿山隆之、岡 一郎、澤田真一、魲 万里絵、高橋 甫、西山洋亮、林田嶺一、福井 誠、渡邊義紘 |
| 主催 | 東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |
| 企画協力 | 社会福祉法人 愛成会 |
2017年に渋谷区神南に暫定開設した東京都渋谷公園通りギャラリーでは、東京都と連携しながら芸術を通じた共生社会の実現を目指し、さまざまな作り手の作品展示等の事業を行っています。現在、ギャラリーは改修工事のため休館中で、2019年度中にグランドオープンを予定しています。
本年度はグランドオープンに先立ち、「移動する港」を共通タイトルに掲げる展覧会を四谷、八王子、池袋の3会場で開催しています。多くの文化が交差し続ける港のように、さまざまなタイプの表現が集う場を目指して毎回切り口を変えながら、芸術と共生のあり方を探る企画です。第2回目となる今回は、国内外でアール・ブリュット作品の展覧会を手がける社会福祉法人 愛成会を企画に招き、多様な表現のあり方をご紹介しました。