【 開幕延期のお知らせ 】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、当面の間、臨時休館を延長させていただくことになったため、「フィールド⇔ワーク展 日々のアトリエに生きている」の開幕が延期となりました。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 (2020年5月1日現在)
タイトル | フィールド⇔ワーク 日々のアトリエに生きている |
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会期 | 2020年4月25日(土)~7月5日(日) ※開幕延期(開幕につきましては、決まり次第、お知らせいたします。) |
開館時間 | 11時~19時 |
閉館日 | 月曜日(ただし、5 /4は開館)、5/7 |
会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2及び交流スペース |
入場料 | 無料 |
主催 | (公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー |
出展作家 | 齋藤陽道、岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目 |
アール・ブリュットや独学のアーティストなど多様な背景をもった創作活動に新たに注目し、独自の手法で創作を続けてきた岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目の5名の作り手たちと、ひとりの写真家(齋藤陽道)の出会いをつくり、ご紹介する展覧会です。齋藤陽道は、本展のために昨年から今年にかけて、5名の作り手たちの日常空間に赴き、撮影を行いました。
本展では、5名の作り手たちの作品〈ワーク〉とともに、今回齋藤陽道が出会い、写した、作り手たちの生活や創作の現場〈フィールド〉をご覧いただきます。この両者を行き来し、作品鑑賞を媒介として、新たな他者との出会いへとイマジネーションの翼をひろげます。
「その場所に行き、出会い、知る」といったフィールドワークならではのアクティブな世界との関わり方をヒントとして、作品と作品の背後を捉えなおし、人の創造活動のはじまりを考えようという試みです。
東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。なにげない日常や多様な背景をもつ人々など、さまざまな対象を真っ直ぐな視線で捉え、穏やかな光とともに写す。2010年、第33回キャノン写真新世紀優秀賞受賞。2014年、日本写真協会新人賞。2019年、写真集『感動、』を刊行。
東京都生まれ。糸、布、ビーズ、絵の具など独自の素材と刺繍技法で作品を制作。1992年から個展を各地で開催。食卓や風景を描き、雑誌『暮らしの手帖』や新聞などに掲載される。ポコラート全国公募展2011オーディエンス賞受賞。
兵庫県神戸市の片山工房にて、2003年から10年間スタッフとの協働による絵画の制作を行う。自力で動かせる右足首のスナップを使い、絵の具の入った紙コップやペンキの缶を蹴って描いた。2011年、「共生の芸術祭」出展。
東京都生まれ。幼少期に失明。青年期より点字図書を通じ文学に親しむ。1990年代より、美術家・西村陽平を講師とする土粘土を使った造形ワークショップに参加。2019年、「トットARTSフェス2019+わ!しながわ」展出展。
岩手県生まれ。岩手県花巻市のるんびにい美術館に併設する「アトリエまゆ~ら」で活動。糸を細かく切って結びなおし玉状に巻いていくユニークな手仕事を日課とする。2009年、岩手県芸術祭現代美術部門で優秀賞受賞。
兵庫県生まれ。画家。高校中退後、独学で絵画の研究を始める。近年、アクリル絵の具を何層にも塗り固め彫刻刀で削り出す技法で制作を続ける。2018年、ローザンヌのアール・ブリュット・コレクションによる「日本のアール・ブリュット もうひとつの眼差し」展出展。
齋藤陽道 片山工房での撮影より
Courtesy of the artist
岡田美佳《ハーブの庭》 1996年 作家蔵
🄫MIKA OKADA
澤田隆司《無題》 2005年 所蔵/提供:片山工房
清水政直《密やかなくちばし》 2018年 作家蔵
提供:西村陽平
似里力《無題》 2009~2011年頃 作者蔵
提供:るんびにい美術館
蛇目《Lab work》 2017年 作家蔵
Courtesy of the artist
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
ゲスト: 清水政直(出展作家)
蛇目(出展作家)
板垣崇志(るんびにい美術館アートディレクター)
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
【Vol.1】
登壇者: 村田真佐子(岡田美佳後援会理事長)
山崎明子(奈良女子大学教授/美術史・視覚文化論)
【Vol.2】
登壇者: 新川修平(片山工房理事長)
岡原正幸(慶應義塾大学教授/社会学・障害学)
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
登壇者: 齋藤陽道(出展作家)
都築響一(写真家・編集者)
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
講師:西村陽平(日本女子大学名誉教授・美術家)
「フィールド⇔ワーク展」関連イベント
事前申込不要