交流プログラム
動画シリーズ「モチーフのトレッキング 」
motif 01 「オルタナティブ」
概要
梶原紀子さんは、2001年に、栃木県那須郡那珂川町(旧馬頭町)で廃校となっていた旧小口小学校の建物を再生し、展示施設「もうひとつの美術館」を開設しました。「もうひとつの」というネーミングにも表れるように、メインストリームのアートに対するアート・ジャンルとしてのアウトサイダー・アートやアール・ブリュットをとらえた活動・展示施設として、同館は日本で草分け的な存在といえます。ハンディキャップのある人の作品を展示の中心とすることに決めた背景や思い、20年余りの活動の軌跡を聞き、「オルタナティブ」というモチーフにあらためて注目します。
タイトル | 「モチーフのトレッキング」 motif 01「オルタナティブ」
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出演
| 梶原紀子(もうひとつの美術館 館長)
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スタッフ
| 映像制作|RAKUDA STUDIO
撮影・編集|田村 大
撮影・整音|藤口諒太
撮影助手|西出 結
音楽|飯田具延
タイトルデザイン|迫一成(hickory03travelers)
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資料提供
| もうひとつの美術館
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企画・制作
| 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー
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梶原紀子(かじはら のりこ)
もうひとつの美術館 館長
東京都出身。八木一夫に憧れて陶芸を学ぶため、京都工芸繊維大学工芸学部無機材料工学科に入学。京都の町家に住み、寺巡りをするうちに建築空間へと興味が広がっていった。東京に戻り、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、JAZZ喫茶でバイトしながら建築家・毛綱毅曠の本の制作に携わり、田中敏溥建築設計事務所に勤務した。二人の息子がいる。次男が自閉症であることもこの活動のきっかけの一つ。 1998年長男の小学校入学を機に栃木県那珂川町(旧馬頭町)に移住。明治大正時代に建てられた廃校校舎をつかって、2001年よりハンディキャップのある人たちの作品を中心に、既成の枠にとらわれないアートを紹介する、もうひとつの美術館(MOB museum of alternative-art )を全国に先駆け開館。全国公募入選作品展「なかがわまちアートフォーレスタ」を2008年、2011年、2014年と開催して、障がい者の芸術創作活動を支援し、まちづくりに繋げている。
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