移動する港Ⅱ
「小さなパリ展-アール・ブリュット ジャポネⅡの作家たち」
展覧会概要
タイトル | 移動する港Ⅱ
「小さなパリ展-アール・ブリュット ジャポネⅡの作家たち」 |
会期 | 2018年11月17日(土)~11月25日(日)
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開場時間 | 11時~19時 |
閉館日 | 会期中無休 |
会場 | 八王子市学園都市センター ギャラリーホール 東京都八王子市旭町9番1号八王子スクエアビル11階
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入場料 | 無料 |
主催 | 東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |
企画協力 | 社会福祉法人 愛成会 |
出展作家 | 阿山隆之、岡 一郎、澤田真一、魲 万里絵、高橋 甫、西山洋亮、林田嶺一、福井 誠、渡邊義紘 |
現在フランスでは「パリ東京文化タンデム2018」の一環として、日本のアール・ブリュット作品を紹介する展覧会「アール・ブリュット ジャポネⅡ」が開催されています。障害の有無を越えて52名の作家が集った同展覧会から今回は、日本を代表するアール・ブリュット作家の澤田真一、魲万里絵に加え、海外初出展の5名を含めた9作家の作品をご紹介いたします。落ち葉を折って作られた動物たちや、木材に焼きペンで描いた輪郭線に色鮮やかに彩色された生きものたち、顔の一部のみを切り取って描かれたユニークな作品など、初公開作品を含めてさまざまな素材から独自の発想でつくりあげた魅力溢れる作品をお楽しみいただけます。本展覧会でご紹介する作家たちの作品を通じて、無限に拡がる創造の可能性を感じていただく機会となれば幸いです。
アール・ブリュット(仏:Art Brut)とは、フランスの画家ジャン・デュビュッフェが1945年に提唱した概念であり、「Art」は「芸術」、「Brut」は「生の(加工していない)」を意味します。「生(き)の芸術」とも呼ばれ、正規の美術教育を受けていない人が、既存の芸術概念に捉われず、思いのままに表現した作品を指します。
共通タイトル「移動する港」について
2017年に渋谷区神南に暫定開設した東京都渋谷公園通りギャラリーでは、東京都と連携しながら、芸術を通じた共生社会の実現を目指し、さまざまな作り手の作品展示や、ワークショップ、情報発信等の事業を行っています。現在、ギャラリーは改修工事のため休館中で、2019年度中のグランドオープンを予定しています。
本年度はグランドオープンに先立ち、「移動する港」を共通タイトルに掲げる展覧会を都内3会場で開催します。多くの文化が交差し続ける港のように、さまざまなタイプの表現と鑑賞者が出会う場を目指して、毎回切り口を変えながら芸術と共生のあり方を探る企画です。今回の展示では国内外でアール・ブリュット作品の展覧会を手がける愛成会を企画に招き、多様な表現のあり方をご紹介いたします。
会場アクセス
八王子市学園都市センターギャラリーホール
東京都八王子市旭町9番1号八王子スクエアビル11階
JR八王子駅北口・京王八王子駅から徒歩5分
お問合せ
東京都現代美術館文化共生課
電話: 03-5245-1153 / FAX: 03-5245-1141
e-mail: inclusion@mot-art.jp
関連イベント
渡邊義紘「折り葉®と切り絵ワークショップ」
- 開催日
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2018年11月23日 (金)
、11月24日 (土)
- 会場
- 八王子市学園都市センター ギャラリーホール
- 入場料
- 無料
渡邊義紘さんと一緒に、落ち葉や紙を使っていろいろな動物を作ります。
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