レター/アート/プロジェクト「とどく」関連イベント
クロストーク Vol.1-Vol.5 【オンライン配信】
2020年に始動した、レター/アート/プロジェクト「とどく」では3名のアーティストと参加者とのやり取りが少しずつ始まっています。そのやり取りの中でそれぞれのアーティストが感じていることや、2022年に開催予定の展覧会にどのようにつなげていくのかなど、アーティストたちの胸中に迫ります。また、視覚身体言語の研究やひきこもり支援などを専門とするゲストをお招きし、参加者の社会的背景やこのプロジェクトを通してアーティストがかれらと関わることについてうかがいます。
タイトル | レター/アート/プロジェクト「とどく」 クロストーク × 小川 希(本プロジェクトディレクター/キュレーター) ※日本語のみ |
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Vol.1 | アーティスト:齋藤春佳 日 時:2021年 8月31日から公開中 |
Vol.2 | ゲスト:和田夏実(インタープリター) 日 時:2021年 9月27日から公開中 |
Vol.3 | アーティスト:大木裕之 日 時:2021年 10月31日から公開中 |
Vol.4 | ゲスト:斎藤 環(精神科医) 日 時:2021年 11月26日から公開中 |
Vol.5 | アーティスト:田中義樹 日 時:2022年 1月21日から公開中 |
備考 | 手話通訳付。配信時間は不測の事態等により、遅れる場合がございます。 |
ろう者の両親のもとで手話を第一言語として育ち、視覚身体言語の研究、様々な身体性の方々との協働から感覚がもつメディアの可能性について模索している。近年は、LOUD AIRと共同で感覚を探るカードゲーム「Qua|ia」(2018)やたばたはやと+magnetとして触手話をもとにした繋がるコミュニケーションゲーム「LINKAGE」、「たっちまっち」(2019)など、ことばと感覚の翻訳方法を探るゲームやプロジェクトを展開している。
1961年、岩手県生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院精神科診療部長を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理、精神療法、および病跡学。主な著書に『関係の化学としての文学』(新潮社・2009年)、『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(角川書店・2012年)、『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』(與那覇潤共著、新潮社・2020年)他多数。
交流プログラム
さまざまな背景を有する人々がアートを通じて交流し、相互理解を深めることを目的とする当ギャラリーの交流プログラムとして、レター/アート/プロジェクト「とどく」を始動しました。
参加アーティスト:大木裕之、齋藤春佳、田中義樹
【ブログ公開中】
3名のアーティストとこのプロジェクトに関わる人たちとの交流をブログで随時公開しています。