子どものプログラム「Kids meet」シリーズは、さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちが、アートの体験を通じて偶然の出会いや想像もできないものごとと巡り合い、対話する機会を創出します。この体験によって、子どもたちの世の中をみる視点や世界が広がり、さまざまな価値観を尊重する豊かな想像力が引き出せる場を目指します。
芝生のような少しとげとげしているさわりごこちが好きな子がいます。きらきらしたひかるものが好きな子がいます。
その好きなものはその子が落ち着くものなのかもしれません。ふれることで落ち着くものは、あの子とこの子で違います。ゆえに、そこに正解・不正解はありません。
Kids meet × Studio oowa 「こうえん」~あの子のスペースをつくる~では、特別支援学校の先生方が日頃から子どもたちの特性を見つめ、Studio oowaとともに開発してきた特別支援教材の知見をもとに、アーティストやクリエイターの発想を交えながら、「ば」づくりへと発展。一人ひとりの「好き」や「落ち着く」を手がかりに、その子がいられる「ば」のかたちを探ります。
会期中には、障害のある子どもたちを主な対象としたイベントも開催します。
「こうえん」というタイトルには、「公園」「公演」「講演」という複数のイメージを重ねています。
「公園」⇒ 誰かがいても、ただいてもいい場所
「公演」⇒ 表現や創造の場
「講演」⇒ 知見や実践を共有すること
居合わせること、表現すること、知見をひらくこと。そのどれもが、この「ば」をかたちづくっています。
会期中には、「公演」「講演」をひらくイベントも予定しています。タイトルに込められた“こうえん”の広がりを、さまざまなかたちで体感できる「ば」になれば…。
ぜひ足をお運びください。
| タイトル | Kids meet 06 Kids meet × Studio oowa 「こうえん」~あの子のスペースをつくる~ |
|---|---|
| 会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー 交流スペース |
| 会期 | 2026年10月10日(土)― 11月8日(日) |
| 開館時間 | 11:00~19:00 |
| 休館日 | 月曜日 (10月12日は開館)、10月13日 |
| 入場料 | 無料 |
| 主催 | 東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |


特別支援教材をつくる会
写真:加藤甫 Hajime Kato

”oowa”とは、1人の発話が苦手なダウン症の男の子が使うオリジナルの言葉「おーわ」に由来する。社会がまだことばと認識できていない行動やアクションを探し、尊重・共有することでオリジナルのコミュニケーションを模索する「ば」づくりを目指して活動中。