アール・ブリュット2021特別展
この度の緊急事態宣言延長に伴う東京都の方針に則り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、アール・ブリュット2021特別展「アンフレームド 創造は無限を羽ばたいてゆく」は、4月25日(日)から5月31日(月)まで休止いたします。そのため、第1会場(なかのZERO 西館美術ギャラリー1)は、4月24日(土)をもって閉幕し、第2会場(八丈町役場 八丈町民ギャラリー)は中止となりました。
また、第3会場(福生市プチギャラリー)は7月3日(土)をもって閉幕いたしました。(2021年7月5日更新)

本展では、都内4か所において、現代にいたるまで国内外で活躍してきたアール・ブリュットの作家を広く紹介します。アール・ブリュットは、枠にとらわれない無名のつくり手たちの存在を可視化し、人の表現の可能性とその力に光をあててきました。
「アンフレームド」
枠を超えた創造力は、芸術を捉える目や価値観を変え、芸術をより身近な世界へと開きました。既成概念にとらわれない、人間のマグマのような多様な表現から、一人ひとりが固有の輝きとチカラを持つ存在であることを本展を通して考えます。アール・ブリュットがあらわす多様な価値観やそこにある他者との新たな出会いは、人の暮らしや生き方、ジェンダーなど、この世界のカタチを色鮮やかに広げていく原動力となります。
「アンフレームド」、それはさまざまな境界や枠をはらい、未知と無限の可能性をひらき、そして、この世界をより豊かな場所へと羽ばたかせていきます。
| タイトル | アール・ブリュット2021特別展 アンフレームド 創造は無限を羽ばたいてゆく |
|---|---|
| 全体会期 | 2021年4月17日(土)~9月26日(日) |
| 【第1会場】 閉幕 | 会 場 :なかのZERO西館 美術ギャラリー1 ( 東京都中野区中野2−9−7 ) 会 期 :2021年4月17日(土)~28日(水) ※4月24日(土)をもって閉幕 開場時間:11時~19時 |
| 【第2会場】 中止 | 会 場 :八丈町役場 八丈町民ギャラリー ( 東京都八丈島八丈町大賀郷2551-2 ) 会 期 :2021年5月15日(土)~5月23日(日) 開場時間:9時~17時 |
| 【第3会場】 閉幕 | 会 場 :福生市プチギャラリー 第1、2展示室 ( 東京都福生市福生1014−10 ) 会 期 :2021年6月22日(火)~7月3日(土)(休館:月曜日) 開場時間:11時~18時30分 |
| 【第4会場】 | 東京都渋谷公園通りギャラリー ※詳細は、当ギャラリーの展覧会ページをご覧ください。 |
| 入場料 | 無料 |
| 出展作家 | 阿山隆之、香川定之、門山幸順、マッジ・ギル、齋藤勝利、佐藤朱美、フランソワ・ジョービオン、 清野ミナ、レオンハルト・フィンク、藤田雄、与那覇俊 ※五十音順 |
| カワル角度案内人 | 伊藤詩織(ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家)、土井善晴(料理研究家) |
| 音声ガイド | コムアイ(歌手、アーティスト) ※第4会場のみ貸出(無料) |
| 主催 | 東京都、(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー |
| 企画協力 | 社会福祉法人愛成会 |
| 協力 | 中野区、福生市、八丈町 |
※ 出展作家、展示作品及びカワル角度案内人は、会場により一部内容が異なります。
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、開催を一部中止等する場合があります。
【各会場では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対策を講じています。】
・マスクの着用、手洗いや手指消毒に御協力ください。
・風症状がある方、検温により37.5℃以上の方のご入館はお断りいたします。
・各会場の方針により、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場者いただく皆さまのご連絡先をお伺いする場合がございます。

阿山隆之 《世界のアナホリフクロウ》 2016年 撮影:高石巧

香川定之
《350棟》 2014年 撮影:大西暢夫

門山幸順
《サカナ》2018年頃から 撮影:プラネタフィルム

マッジ・ギル
《無題》 1945年 🄫Henry Boxer Gallery

齋藤勝利 《無題》 1975年頃 撮影:大西暢夫

佐藤朱美
《エキサイト》 2012年

フランソワ・ジョービオン
《オーギュスタン・ルサージュ》2018年
🄫François Jauvion

清野ミナ
《ダンシング E》 2018年

レオンハルト・フィンク
《ヨーロッパのオーストリアの南西スティリア地方の
地図カード》2016年
©Galerie Gugging and Jennifer Lauren Gallery

藤田雄
《30のオラウータン》 2005年頃 撮影:高石巧

与那覇俊
《フライング ART OLYMPIA》2017年
ものごとは、視点の角度を変えることで、見え方や捉え方が一変することがあります。そして、そこから世界の別の表情に出会い、また一つ世界が豊かに拡がっていきます。本展では、異なる分野で活躍される方が「カワル角度案内人」として参加し、人が表現することの本質や表現されたカタチをそれぞれの視点からご案内いたします。 ※カワル角度案内人は、会場により一部内容が異なります。

Photo : Sono Aida

第4会場(東京都渋谷公園通りギャラリー)の会期中に、関連イベントを予定しております。
※詳細は、当ギャラリーの展覧会ページをご覧ください。