「inner(内面の)」と「landscape(風景)」の造語、インナー・ ランドスケープスは、フィンランド在住の写真家マルヤ・ピリラと、 日本をベースに活躍する陶芸作家の崔聡子と蔵原智子のユニット Satoko Sai + Tomoko Kuraharaによるプロジェクトです。作家 がある地域に暮らす高齢者たちにインタビューをおこない、彼らの 生きてきた時間(歴史)の断片を集め、その人の内面やその地域 に流れる時間を投影した作品は、現実にある個人の生活を映す単 なる記憶の記録にとどまらず、国や文化、世代を超えて誰しもが共 感し共有できる普遍的な物語を浮かび上がらせます。
会期:2021年3月13日(土)~5月16日(日)※開幕日が4月1日に変更になりました。
出展作家:Satoko Sai + Tomoko Kurahara(陶芸作家ユニット)、マルヤ・ピリラ(写真家)
主催:(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー