
| 展覧会概要 | 見どころ | 出展作家 | 巡回展情報 |
独自の発想や表現方法を持つアール・ブリュット作品の魅力を、都内各所を巡回し紹介する本展は、今年で7回目を迎えました。
今回は、アール・ブリュット分野を専門として先駆的に活躍する国内キュレーターより、2014年に福島県猪苗代町に創立後、数多くの展覧会実績を有し、その活動が注目される、はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政愛)を共同キュレーターに招聘し、開催いたします。
本展では、はじまりの美術館キュレーター陣が今注目する作家を選出し、作家たちの「自らの切実な想いを引き出し、表現を紡ぐ」力を紹介します。
また、作家たちの表現が鑑賞者の想像力を引き出し、自分の中に眠る想いを呼び覚ます、創造的な「ソウゾウ・トレイニング(想像力のトレーニング)」の場を会場に創出します。
| 展覧会名 | アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング!-ひきだす、つなぐ、この場所で-」 |
|---|---|
| 会場と会期 | <第1会場>東京都渋谷公園通りギャラリー
2026年10月10日(土)― 12月27日(日) 11:00~19:00(11月6日、13日、20日、27日は11:00~20:00) 休館日:月曜日(10月12日、11月23日は開館)、10月13日、11月24日 <第2会場>港区立高輪区民センター 展示ギャラリー 2027年1月15日(金)― 1月24日(日) 11:00~18:00 会期中無休 <第3会場>小金井市立はけの森美術館 展示室 2027年1月29日(金)― 2月14日(日) 10:00~16:30 休館日:月曜日 <出張イベント>三宅村 阿古漁港船客待合所「ここぽーと」 ミニ展示とギャラリーツアー(予定) 2026年11月27日(金)、28日(土) |
| 観覧料 | 無料 |
| 共同キュレーション | はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政 愛) |
| 出展作家 | 香川大介、清水ちはる、杉浦 篤、田口BOSS、ぬか つくるとこ、本田 正、森 陽香 *五十音順 |
| 音声ガイド | 森山未來(俳優・ダンサー) |
| 会場構成 | NPO法人チア・アート+筑波大学岩田祐佳梨研究室 |
| グラフィックデザイン | AFFORDANCE inc. |
| 主催 | 東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |
| 後援 | 港区、小金井市、三宅村教育委員会 |
アール・ブリュットと現代アートのボーダレスなキュレーションを積み重ね活躍する、はじまりの美術館を招聘し、東京都渋谷公園通りギャラリーとの共同キュレーションが実現。はじまりの美術館が注目する作家の紹介のほか、鑑賞者の「ソウゾウ」がつながる展示の工夫も。
会場構成を担当したNPO法人チア・アート+筑波大学岩田祐佳梨研究室が、「トレイニング」の語源である「引き出す」をコンセプトに、抜け感のある軽やかな展示空間を提案。見え隠れする作品それぞれが呼応し合い、鑑賞者のソウゾウを引き出します。
森山未來さんによる音声ガイドが全会場無料でお聴きいただけるほか、第1会場の渋谷公園通りギャラリーでは、分身ロボット「OriHime」とまわる鑑賞ツアーや、視覚障害のある方のための触図をつかった鑑賞ツアー、やさしい日本語による鑑賞ガイドの配布など、多様な人々が楽しめる機会を創出します。このほか、出展作家によるアーティスト・トークも開催します。
全会場において、無料でお聴きいただけます。
1984年、兵庫県生まれ。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。2013年に文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。俳優として、これまでに映画賞を多数受賞。東京2020オリンピック開会式にてオープニングソロパフォーマンスを担当。2022年より神戸市にてArtist in Residence KOBE(AiRK)を設立し、運営に携わる。令和5年度兵庫県芸術奨励賞受賞。24年度神戸市文化賞受賞。ポスト舞踏派。近作として、2026年夏NHKBS特集ドラマ「笹まくら」、パフォーマンス「STILL LIFE」(共同振付、出演)など。

©Takeshi Miyamoto
1981年 福岡県生まれ、栃木県在住。絵画収入による日本徒歩縦断などを経て、画家としての独自のスタイルを確立。具象と抽象が混じり合う有機的な文様やモチーフを、緻密かつ大胆に描く。近年の主な展示に、「信濃の国 原始感覚芸術祭」([長野]2011 年より毎年参加)、個展「いのちたちのコイル」(ツォモリリ文庫[東京]2024年)
香川大介《目をとじて この世界は 感じるままに》2020年、作家蔵
1994年 宮城県生まれ、宮城県在住。小学校の担任の先生からその特徴的な丸文字を認められ、書いた文字を手元に残すようになる。また、自宅では小箱を作り続けている。近年の主な展示に、「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(スパイラルガーデン[東京]2017年)、「やわらかくなってみる」(はじまりの美術館[福島]2021年)。
清水ちはる《小箱》制作年不明、作家蔵
1997年より社会福祉法人みぬま福祉会の施設で活動。気に入った写真を何年も触り続け、写真の表面や角が削れ様々な形となり、一つの作品となっている。近年の主な展示に、「すごいぞ、これは!」(埼玉県立近代美術館[埼玉]2015年)、「Art Brut from Japan, Another Look」(アール・ブリュット・コレクション[スイス・ローザンヌ]2018年)。

杉浦篤《無題》制作年不明、工房集蔵
1945年 島根県生まれ、熊本県在住。70代で仕事を引退し、75歳のときに生活の変化をきっかけに絵を描きはじめる。ペンや色鉛筆を使った絵画を6年で、400枚ほど描く。近年の主な展示に、「誰も知らない」(熊本市現代美術館[熊本]2022年)、田口BOSS・ジジ二人展「いまここ、これから」(タナベ画廊[東京]2025年)。

田口BOSS《無題》(22-27)2022年、作家蔵、撮影:田口まき
2013年 岡山県にて開所した生活介護事業所。生活のケアを柱に、アートを活用して自分らしい生活をおくることを目指す福祉事業所。視点や角度を変える、多様な活動を実施している。近年の主な展示に、「日常をととのえる」(はじまりの美術館[福島]2022年)、「第4回なんでそんなんEXPO」(佐賀大学美術館[佐賀]2025年)。
ぬか つくるとこ《ナントナティックウェイトリフティング協会》2022年、作家蔵
1979年 福島県生まれ、福島県在住。26歳から作品制作を始める。2011年、知的障がいと診断され、障がいとアートに興味がわく。近年の主な展示に、個展「Viva! Agri-Culture!えだまめとラディッシュ」((PLACE)by method[東京]2023年)、「物語ることも、物語らないことも、物語れないことも」(はじまりの美術館[福島]2023年)。

本田正《たくわん》2016-2024年、作家蔵
1988年 福島県生まれ、福島県在住。生まれつきの脳性麻痺により両手が不自由ながら、車椅子に座り足の指に筆を挟んで作品を描く。動物や生き物、民芸品をはじめ、多様なモチーフを描く。近年の主な展示に、「アール・ブリュット ジャポネⅡ」(アル・サン・ピエール[フランス・パリ]2018-2019年)、「unico file vol.4 わたしがつくる 森陽香美術館」(はじまりの美術館[福島]2023年)。

森陽香《赤べこ》2020年、はじまりの美術館寄託
はじまりの美術館
チア・アートは、筑波大学の芸術分野と近隣病院の協働による環境改善のプロジェクトを前身として、岩田祐佳梨、貝島桃代らが2017年に設立したNPO法人。人々が持っている力が引き出されるような創造的場づくりを目指し、医療、福祉、ケアに関わる空間や家具のデザイン、アートプロジェクトに取り組んでいる。2026年に開催された「ドゥーリアのボールルーム」(アートセンターBUG)の会場構成も担当。

NPO法人チア・アート
アフォーダンス株式会社は平野篤史が設立したデザインスタジオです。何か曖昧な部分に存在する、人間のよく解らない感覚。にとても興味があり、何かをしても良いし、しなくても良い。中間的な物事の在り方、存在の様。その状態に僕の考える感覚の本質が隠されている。のだと思っています。1人の人間として、感性や感覚、知識、知性を活かし、 デザインという仕事に向き合い、本質的な事から生まれる、「問い」を世の中に与える様なクリエーションを作り出したいと思っています。それはデジタルからアナログまで表現を問わず、スタディから生まれる物を信じ、多くの検証や実験が伴い、結果、ユーモアや偶然性までも包括する奥行きのあるデザインが出来ればと考えています。

AFFORDANCE inc.
| タイトル | アール・ブリュット2026巡回展 「ソウゾウ・トレイニング!-ひきだす、つなぐ、この場所で-」【第1会場】 |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年10月10日(土)― 12月27日(日) 11:00~19:00(11月6日、13日、20日、27日は11:00~20:00) |
| 休館日 | 月曜日(10月12日、11月23日は開館)、10月13日、11月24日 |
| 会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1・2 |
| 観覧料 | 無料 |
| 主催 | 東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |
| タイトル | アール・ブリュット2026巡回展 「ソウゾウ・トレイニング!-ひきだす、つなぐ、この場所で-」【第2会場】 |
|---|---|
| 開催日時 | 2027年1月15日(金)― 1月24日(日) 11:00~18:00 会期中無休 |
| 会場 | 港区立高輪区民センター 展示ギャラリー 東京都港区高輪1-16-25 コミュニティーぷらざ2F |
| 観覧料 | 無料 |
| 主催 | 東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 ) |
| 共催 | 港区高輪区民センター |
| 後援 | 港区 |
| タイトル | アール・ブリュット2026巡回展 「ソウゾウ・トレイニング!-ひきだす、つなぐ、この場所で-」【第3会場】 |
|---|---|
| 開催日時 | 2027年1月29日(金)― 2月14日(日) 10:00~16:30 休館日:月曜日 |
| 会場 | 小金井市立はけの森美術館 展示室 東京都小金井市中町1-11-3 |
| 観覧料 | 無料 |
| 主催 | 東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 ) |
| 後援 | 小金井市 |
| タイトル | アール・ブリュット2026巡回展 「ソウゾウ・トレイニング!-ひきだす、つなぐ、この場所で-」【出張イベント】 |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年11月27日(金)、28日(土) |
| 会場 | 三宅村 阿古漁港船客待合所「ここぽーと」 三宅島三宅村阿古672-3 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 ) |
| 後援 | 三宅村教育委員会 |

詳細は各イベントページにて随時お知らせいたします。
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