レター/アート/プロジェクト「とどく」
アトリエ・ビジット
2020年に始動した、レター/アート/プロジェクト「とどく」。3年間にわたって展開されたプロジェクトの集大成となる展覧会が2022年10月8日より開催されます。
手紙やビデオレターでのやりとりを通じ、作品制作に向け変化したことなど展覧会準備中の作家たちの様子をそれぞれのアトリエからおとどけします。
※この動画は展示会場でもご覧いただけます。
作家|大木裕之(映像作家、現代美術家)
聞き手|小川 希(Art Center Ongoing代表)
オープニング・エンディングデザイン|トール至美
撮影|阪中隆文・飯川雄大
編集|阪中隆文
録音・整音|和田昌宏
手話コーディネーター、アドバイザー|橋本一郎
手話通訳|橋本一郎、飯塚佳代
※手話通訳+日本語字幕付き
作家|齋藤春佳(美術作家)
聞き手|小川 希(Art Center Ongoing代表)
オープニング・エンディングデザイン|トール至美
撮影・編集|阪中隆文
録音・整音|和田昌宏
手話コーディネーター、アドバイザー|橋本一郎
手話通訳|加藤裕子
※手話通訳+日本語字幕付き
作家|田中義樹(美術作家)
聞き手|小川 希(Art Center Ongoing代表)
オープニング・エンディングデザイン|トール至美
撮影・編集|阪中隆文
録音・整音|和田昌宏
手話コーディネーター、アドバイザー|橋本一郎
手話通訳|穂積美沙子
※手話通訳+日本語字幕付き
1976年東京都生まれ。東京都を拠点に活動。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、同施設の代表。文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに滞在(2021年-2022年)。中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクトTERATOTERAディレクター(2009年-2020年)、茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクトキュレーター(2019年)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクトUENOYES(ウエノイエス)ARTS TIME PROJECT ディレクター(2018年)など多くのプロジェクトを手掛ける。
1964年東京生まれ。高知県、東京都、岡山県を拠点に活動。東京大学工学部建築学科卒業。映画/映像にとどまらず、インスタレーション、パフォーマンス、ドローイングなど多岐にわたり制作。主な映画作品に『HEAVEN - 6 - BOX』(第46回ベルリン国際映画祭、NETPAC賞受賞)など。主な展覧会に「東京ビエンナーレ2020/2021」(風月堂ビル)、「あいちトリエンナーレ2016」(堀田商事株式会社)、「第4回 恵比寿映像祭—映像のフィジカル」(東京都写真美術館、2012年)、「時代の体温 ART/DOMESTIC」(世田谷美術館、1999年)など。
1988年長野県生まれ。東京都を拠点に活動。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。時間という概念を物体の運動エネルギーによる変化の総体と捉え、出来事を時空間の構造と結び付けた絵画や映像、インスタレーションを制作。主な展覧会に「ACT Vol.4『接近、動き出すイメージ』」(TOKAS本郷、2022年)、「VOCA展2022現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、東京)、「都美セレクション グループ展 2020[描かれたプール、日焼けあとがついた] 」(東京都美術館ギャラリーA)など。受賞歴に「FACE展2022」入選(SOMPO美術館)
1995年三重県生まれ。東京都を拠点に活動。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。インスタレーションを主に制作。コントユニット「そんたくズ」の田中寿司ロボットとして舞台の制作、公演も行っている。主な展覧会に第21回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展「田中義樹展『ジョナサンの目の色めっちゃ気になる』」(ガーディアン・ガーデン、東京、2020年)、「第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」(岡本太郎美術館、川崎、2020年)、「群馬青年ビエンナーレ2019」(群馬県立近代美術館)など。受賞歴に「第21回グラフィック 『1_WALL展』」グランプリ(2020年)。
詳細は各イベントページにて随時お知らせいたします。
交流プログラム
さまざまな背景を有する人々がアートを通じて交流し、相互理解を深めることを目的とする当ギャラリーの交流プログラムとして、レター/アート/プロジェクト「とどく」を始動しました。
参加アーティスト:大木裕之、齋藤春佳、田中義樹
【ブログ公開中】
3名のアーティストとこのプロジェクトに関わる人たちとの交流をブログで随時公開しています。
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
このトークイベントでは、美学者の伊藤亜紗さんをゲストに迎え、利他という概念を手がかりに共生社会や多様性の意義について語り合います。
定員に達したため、申込受付は終了いたしました。
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
参加作家である齋藤春佳が手紙をやりとりしている一人、樺澤 環(かばさわ たまき)さんをお招きし、齋藤春佳、小川 希と3人で直接対面し、プロジェクト参加についてなど語り合います。
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
このイベントではギャラリートークの開催後、各回のゲストと参加者を交えてお話をします。
展示を観た感想やギャラリートークをきいて思ったことを伝えあいませんか?
※全回手話通訳付き
10/22(土) 16:00 - 18:00 相川良子氏(NPO法人ピアサポートネットしぶや 理事長)×大木裕之×小川 希
11/23(水・祝) 14:00 - 16:00 角能秀美氏(児童養護施設子供の家)×田中義樹×小川 希
12/4(日) 14:00 - 16:00 橋本一郎氏(亜細亜大学 特任准教授)×齋藤春佳×小川 希
レター/アート/プロジェクト
東京都渋谷公園通りギャラリーは、3年間の「レター/アート/プロジェクト『とどく』」の集大成となる展覧会「とどく」を、この秋開催いたします。本プロジェクトは2020年からスタートし、手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクトです。現代アートの分野で活躍する3名のアーティストが、多様な背景を持つ人々と協働しながら、コミュニケーションの様々な形を模索してきました。
時や距離そしてそれぞれの境遇を超え、互いの異なる想い=アートが「とどく」、その邂逅の瞬間をご覧いただければと思います。