とどく

「とどく」大木裕之

〈とどく、210630

映像、今、高知県高知市の鏡川という中心部を流れる川の上流、風がここちよい、小さな一軒家のお店の外の机で食後のコーヒーのみつつ、川の流れと雲の流れと、橋と、、を、映像の体感、映像の体験、映像にも体感があり、映像にも体験があるしかしそこにまた...
「とどく」齋藤春佳

齋藤春佳「とどく」3

2021年6月7日手紙を書いていたら書くスピードより気持ちが急いてしまって、どんどんつんのめっていくみたいな気持ちになった。たくさんのことを伝えたい全部と一文字ずつしか書けないこの感じがもどかしい…と思ってそう書いた。書きながら、この一文...
「とどく」齋藤春佳

齋藤春佳「とどく」2

2021年5月25日青梅街道の横断歩道を自転車で渡り終わったところで、猫がフタをされた自転車のカゴの中で鳴いている声が聞こえてきたから「二ャ」と返事した後それが自転車のカゴから聞こえて来たのに気づいたという順番でそこに猫がいることを知った...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「書道初期衝動」 もう2021年の半分が終わったのになんだか何もはじまってないような気がしてしまうのはやっぱり続く緊急事態宣言でできることが少ないからなのかと考えながら、この文章は朝からやってるコーヒー屋さんで書いています。もう6月...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「手紙がきた(三通目を出そうとしているとこ)」 4月末のこと。待っていたら、手紙がきた。これと同時にアマゾンで別役実の「やってきたゴドー注1」という戯曲の本を注文していたのですが、これもきた。もう手紙なんてこないかもと思っていたから...
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