「展覧会がはじまって」
ついに「とどく」の展覧会が始まりました。はじまってしばらくしてこのブログを書いています。前のブログでは大地の芸術祭に参加していますと書いていたのですが、芸術祭が終わってからすぐに展覧会の作品を制作しなければいけず、スケジュールがそれはそれはみちみちになっていたので大変でした。けれども本当に完成してよかったです!
前々から思っていたのですが、この成果展と手紙を交換するプロジェクトをどう結びつけるかが難しく、なんだかかなり悩んで作った展示になったなあと思います。まだ悩んでいます。
それと展示が始まってからすぐに子供の家にワークショップをしに行きました。ついに手紙を交換した子供たちに会いにいったわけです。ワークショップは「とどく」にかけて贈り物を入れる箱を作ろうという内容でした。実際に会うと、この企画も終わりに近づいている感をものすごく感じてしまいますね。ずっと会わない縛りで手紙のやりとりをしていたので本当に会っても良いものなのだろうかと思ってしまいました。手紙の交換をしていた子全員と会ったわけではないのですが。ちなみにワークショップは楽しくできました。実際の様子は映像も撮ってあるので、ダイジェストがいつか公開されるそうです。
そして困ったことに10月の設営とワークショップが終わってから燃え尽きなのかなんなのか創作に関することの腰が重くなった気がします。もう忘年会をしたいくらいです。そろそろ次の展示もあるので腰を上げないとまずいです。
今回の成果展のために一つそこそこ大きな彫刻を作りました。「ウェイティング・ゴダー」という彫刻なのですがこれがなかなか気に入っています。アトリエの外で制作していた時の写真を載せておきますのでよかったら渋谷に実物を見に来てください。
そして10月は日曜日に、11月は土曜日に、12月は不定期で舞台公演「山羊は手紙を待ちながら」を上演します!これも実際にぜひ見に来てください。よろしくお願いします!会場で待ってます!
【文・画像提供:田中義樹 2022年11月7日】