山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「とどく」田中義樹

「3月はだいたい不安」

3月というのはみんな気分が落ち込んでしまいがちだというのを聞いて、3月気分が落ち込んでいた自分はちょっと安心しました。これから新学期が始まるとか進学するとか新生活を始める人は期待やら不安やらでドキドキしてしまったり、それ以外だと3月の事務的なやりとりがストレスだったり、季節の変わり目だったり花粉が飛んでたりで気持ちが沈んだりしてしまうのでしょう。自分は沈んでいました。
今年の占いを見てみたら自分は3月が一番良くなかったので後は良くなるだけですね。これから環境が変わる方は5月病などにもお気をつけてお過ごしください。自分は環境が変わるたびに5月病になっていました。

そんな前置きからスタートで「とどく」の現状について書いていきます。

3月に作家3人、ギャラリーの方、小川さんの面々で成果展に向けて直接ギャラリーでの打ち合わせがありました。最近ではリモートでの打ち合わせが多かったのですが、直接会って話した方がその場で決まることが多い気がしますね。
というか作家の斎藤さんとも大木さんとも今年初めて直接会ったし、小川さんは文化庁派遣でウィーンから帰ってきていたばかりだったので1年ぶりくらいに直接会いました。
しかし全員久しぶりに会った気が全くしなかったのはどうしてなんでしょうね。

成果展でどういうことをするかというところはこれから決まっていくのですが、文章を多く書くと思います。毎月書いているこのブログでは書かない今まで考えたこととかをまとめていけたらと。全世界に発信するブログと、来た人にだけ見せる展示での文章の内容はやはり変わりますよね。ブログだと進捗報告がメインだったりするので、また別のテンションで書くのだろうなと思います。

3月も手紙をもらったので返していこうと思うのと、今手紙を交換している子たちもそれぞれ新学期、新生活が始まるそうです。できるだけ不安がなければいいなと思います。
自分は不安を感じやすかったのと、中学くらいまでは田舎っぽいいじめもそこそこあったので昔から3月は慢性的に不安でした。今思うとだれにも相談しなかったし、できなかったのですがもしそういう人がいたらもう少し3月の不安も和らいだのでしょうか。

Ps.「不安」って10回いうと「Fun(楽しい)」に変わるそうです。コミックバンドの四星球がそう歌ってました。

【文・画像提供:田中義樹 2022年3月30日】

タイトルとURLをコピーしました