田中義樹

「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「7月も待ちながら」 お久しぶりです。田中です。まだ手紙の返事はあれから来ていないのですが、暑中見舞い的な手紙を書いてやりとりをしている二人には送ってみました。次は電報でも打ってみようかなと思っています。暑中見舞いを...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「書道初期衝動」 もう2021年の半分が終わったのになんだか何もはじまってないような気がしてしまうのはやっぱり続く緊急事態宣言でできることが少ないからなのかと考えながら、この文章は朝からやってるコーヒー屋さんで書いています。もう6月...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「手紙がきた(三通目を出そうとしているとこ)」 4月末のこと。待っていたら、手紙がきた。これと同時にアマゾンで別役実の「やってきたゴドー注1」という戯曲の本を注文していたのですが、これもきた。もう手紙なんてこないかもと思っていたから...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「二通目」 前に書いた文章で返事が来てないと書きましたが、今も来てはいないのです。手紙をくる日もくる日も待つ昔の人たちの気持ちを追体験するような気持ちでいます。じゃあ返事は来ないけど、もう一つ手紙を書いて送ってみようと思いさっき書き...
「とどく」田中義樹

山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「一通目」 みなさまはじめまして。美術作家の田中義樹です。今回この、レター/アート/プロジェクト「とどく」で、児童養護施設の「子供の家」の方達と文通を始めることになりました。美術作家が文通をする今回のプロジェクトで、始まる前...
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