山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「とどく」田中義樹

「手紙が来たエピソード2」

このブログは活動報告も兼ねて毎月更新する仕組みになっているのです。ついこの間7月のブログを書いたような気になっていたらいつの間にか8月が終わろうとしていてヒヤッとしました。まだまだ全然暑いのに心がひんやりしてきます。
8月は色々と仕事をしていました。やはりコロナの影響で美術作家の仕事はどうしても少ないので、絵の仕事なんかをはじめてみました。個人の名前が出るような仕事ではないのですがそれのおかげで夏休みはなかったです。本気出せば年がら年中、毎日夏休みに出来るのですが。

この間の自分のブログで、子供の家の子供たちの中で新しい参加者を募るために募集ポスターを書いたよだなんて言いましたよね。その効果があってか新しい参加者の子が二人出てきました。早速手紙を二人分書きましたよ。返事が返ってくるといいなあと思います。
返ってくるといいなあと思ってたら最初にやりとりをしていた二人のうちの一度返事を返してくださったかた(過去のブログにその時のことは書いてあります)から二通目の返事がきました。ゆっくりだけどキャッチボールができた感じがします。
自分が最後に手紙を送ったのが結構前だったりするので、あの時自分何を書いたんだっけか、なんて考えたりしたのが、文通っぽいなあなんて思いました。

そして文通をたくさんしてお疲れ様でしたでなくて、このレター/アート/プロジェクトは成果展があるのでそれをどうしようかとぼんやりと考え出したりしはじめました。
どんな展示になるかしらと考えていると、来年はコロナどうなっているのかなとセットで不安が出てきますね。今年延期になって来年に参加予定の展示とかもあるのですが、来年ほんとにできるのかなとか考えてしまいます。この成果展も展示はできるかもしれないけど、あんまりパフォーマンスではしゃぐようなことはできないかもとか、「ゴドーを待ちながら」を上演するのはできないかもとかそんなことを考えたりしてます。すごい速度で感染増えていってますものね、、、

仕事しなきゃいけないし、電車乗らなきゃいけないし、その辺歩いたり、息吸ったり吐いたりしなきゃいけないから、もしかしたら体こわすことあるかもしれないけど、きっと来年は自分の久しぶりの展示だから、あなたと元気でお会いできたら嬉しいです。

【文:田中義樹 2021年8月30日】

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