山羊は手紙を待ちながら、待たれながら。

「とどく」田中義樹

「チャオ!」

お久しぶりです。夏が終わってちょうどいい気温になってきたと思ったら、最近少しちょうどいいを超えて寒くなり始めましたね。田中義樹です。

子供の家の小学校高学年の女の子との文通が新しく始まりました。漫画が好きな子みたいで、手紙にも漫画の話を書いたりしています。『ちゃお』注1が好きみたいです。
小学生の時、自分の妹が『ちゃお』を読んでいたので、読み終わったのを読ませてもらったりしていました。なので『ちゃお』の知識が半端にだけあります。『こっちむいて!みい子』注2という連載漫画が好きだったなあと思って調べてみたらまだ連載が続いていたのでビビりました。もう26年やってるみたいです。というか連載スタートの年に自分が生まれてるので同い年でした。
『こっちむいて!みい子』の最新刊を買って読んでみたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。昔読んでた時に小学生だったみい子達は中学生になっていました。こっちはもう大人になってしまったよ…。
LGBTについてテーマにした話があり、トランスジェンダーの同級生についての「なつきという子」というお話とか良すぎて泣けてしまいました。めちゃくちゃ時代に合わせてアップデートされてるし、繊細な中学生のキャラクターたちに作者のおのえりこさんが、ものすごく誠実に向き合ってるのがわかって感動してしまいました。しかも説教臭くなく、バッチリおもしろい。お化け漫画や思いました。

他にも文通相手の子が猫が出てくる漫画が好きと書いてくれていたので、手紙にも猫を書いてみたりしました。結構可愛くかけました。喜んでくれるかしら。
猫はみんな好きだし、Twitterで猫漫画が当たると、すぐにグッズになったり漫画本が出たりして、いいなあと思って猫のキャラクターを5分くらいだけ考えたことがあります。白黒の靴下猫が好きなので描いた「にんじゃソックス」をブログの挿絵として載せておきます。競争がお笑いの世界くらい激しい猫漫画界の荒波に勝てる気はしませんが、可愛いので気に入っています。ノートを開いたらいました。ちょっと見つけた時嬉しかったです。

アナログで手紙を書くというのをこの企画で久しぶりにして思ったのですが、結構体力を使いますよね。なので付き合ってくださる子供たちには本当に感謝しております。自分が作家として有名になって、子供たちに送った手紙がレアアイテムとかになって欲しいです。本当に。

それではまた次のブログで!

「にんじゃソックス」

【文・画像提供:田中義樹 2021年9月27日】


注1 『ちゃお』月刊誌、小学館、1977年創刊
注2 おのえりこ『こっちむいて!みい子 1』小学館、1995年発売、最新刊は、35巻

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