わたしからあなたへ、あなたからわたしへ
レター/アート/プロジェクト
「とどく」展
3年間の「レター/アート/プロジェクト『とどく』」の集大成となる展覧会「とどく」を開催いたします。
本プロジェクトは、2020年からスタートし、手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクトです。現代アートの分野で活躍する3名のアーティストが、多様な背景を持つ人々と協働しながら、コミュニケーションの様々な形を模索してきました。
時や距離そしてそれぞれの境遇を超え、互いの異なる想い=アートが「とどく」、その邂逅の瞬間をご覧いただければと思います。
レター/アート/プロジェクト「とどく」展 会場記録動画
展覧会名 | わたしからあなたへ、あなたからわたしへ レター/アート/プロジェクト「とどく」展 |
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会期 | 2022年10月8日(土曜日)~12月18日(日曜日) |
開館時間 | 11時~19時 |
休館日 | 月曜日、10月11日(火曜日) ※10月10日(月曜日)は開館 |
会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー |
入場料 | 無料 |
ディレクター/キュレーター | 小川 希(Art Center Ongoing 代表) |
参加作家 | 大木裕之、齋藤春佳、田中義樹 |
情報ツール | 手話による映像ガイド(音声・日本語字幕付き) <ご利用方法> 会場に設置しているQRコードをスマートフォンなどで読み込んでご覧いただけます。 ※スマートフォンがない場合は、会場でiPadをお貸しいたします。 |
主催 | (公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー |
協力 | NPO法人ピアサポートネットしぶや、児童養護施設子供の家、 橋本一郎(亜細亜大学 特任准教授) |
注意事項 | 会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記についてのご理解ご協力をお願いいたします。
・マスクの着用、手洗いや手指消毒に御協力ください。 ・風邪症状がある方、検温により37.5℃以上の方のご入館はお断りいたします。 ・室内が混雑している場合は、入室をお待ちいただくことがあります。 |
その他 | イベント開催時のチェックリスト |
新型コロナウイルスの感染拡大以降、私たちは、それ以前とは異なる新たな日常を生きています。他者との交流は、SNSやZoomなどのオンラインツールが頻繁に使用され、簡単に遠方の人と繋がることが当たり前となりました。そんな世の中になった今、あえて「手紙」などの時間がかかる手段で多様なバックグラウンドの人たちとアーティストがコミュケーションを取り合い、共同でアート作品を作り上げていくアートプロジェクトを2020年12月にたちあげました。ゲストディレクター/キュレーターにArt Center Ongoingの代表である小川希を、また、アーティストには、大木裕之、齋藤春佳、田中義樹を招聘し、2023年3月まで交流を続けます。
1976年東京都生まれ。東京都を拠点に活動。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、同施設の代表。文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに滞在(2021年-2022年)。中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクトTERATOTERAディレクター(2009年-2020年)、茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクトキュレーター(2019年)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクトUENOYES(ウエノイエス)ARTS TIME PROJECT ディレクター(2018年)など多くのプロジェクトを手掛ける。
1964年東京生まれ。高知県、東京都、岡山県を拠点に活動。東京大学工学部建築学科卒業。映画/映像にとどまらず、インスタレーション、パフォーマンス、ドローイングなど多岐にわたり制作。主な映画作品に『HEAVEN - 6 - BOX』(第46回ベルリン国際映画祭、NETPAC賞受賞)など。主な展覧会に「東京ビエンナーレ2020/2021」(風月堂ビル)、「あいちトリエンナーレ2016」(堀田商事株式会社)、「第4回 恵比寿映像祭—映像のフィジカル」(東京都写真美術館、2012年)、「時代の体温 ART/DOMESTIC」(世田谷美術館、1999年)など。
1988年長野県生まれ。東京都を拠点に活動。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。時間という概念を物体の運動エネルギーによる変化の総体と捉え、出来事を時空間の構造と結び付けた絵画や映像、インスタレーションを制作。主な展覧会に「ACT Vol.4『接近、動き出すイメージ』」(TOKAS本郷、2022年)、「VOCA展2022現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、東京)、「都美セレクション グループ展 2020[描かれたプール、日焼けあとがついた] 」(東京都美術館ギャラリーA)など。受賞歴に「FACE展2022」入選(SOMPO美術館)
1995年三重県生まれ。東京都を拠点に活動。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。インスタレーションを主に制作。コントユニット「そんたくズ」の田中寿司ロボットとして舞台の制作、公演も行っている。主な展覧会に第21回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展「田中義樹展『ジョナサンの目の色めっちゃ気になる』」(ガーディアン・ガーデン、東京、2020年)、「第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」(岡本太郎美術館、川崎、2020年)、「群馬青年ビエンナーレ2019」(群馬県立近代美術館)など。受賞歴に「第21回グラフィック 『1_WALL展』」グランプリ(2020年)。
交流スペースに出現した舞台で、手紙のやりとりから着想を得て作られた「山羊は手紙を待ちながら」をそんたくズが上演します。
※手話表現付きの上演もございます
※左から、田中結夏(手話通訳者)、ペットロスター井上(井上森人)、田中寿司ロボット(田中義樹)、橋本一郎(手話通訳者)
そんたくズは2017年から活動しているお笑いコンビだ! 美術作家の田中寿司ロボット(田中義樹)と映像作家のペットロスター井上(井上森人)で活動しているぞ。お笑い芸人が美術館で個展をしているのを見て、売れてない美術作家でも人気お笑い芸人になれば美術館で個展を開いてもらえるのではと考え結成されたんだ!美術の世界よりもお笑いの世界の方が倍率が高くて厳しいことに最近気が付いたぞ!!
10月8日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
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10月9日(日曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
10月16日(日曜日) | 12時~、★18時~ ※18時回は手話表現付きの上演です |
10月23日(日曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
10月30日(日曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
11月5日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
11月12日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
11月19日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
11月23日(水曜日・祝日) | ★12時~、★18時~ ※12時回、18時回ともに手話表現付きの上演です |
11月26日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
12月4日(日曜日) | 12時~、★18時~ ※18時回は手話表現付きの上演です |
12月17日(土曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
12月18日(日曜日) | 14時~、16時~、18時~ |
ゲストを招いたトークイベントやギャラリートークを予定しております。
美学者の伊藤亜紗さんをゲストに迎え、利他という概念を手がかりに共生社会や多様性の意義について語り合います。
日時:2022年10月16日(日曜日) 14時~16時
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー
登壇者:伊藤亜紗(東京工業大学 教授)×小川 希(ディレクター/キュレーター)
参加作家である齋藤春佳が手紙をやりとりしている一人、樺澤 環(かばさわ たまき)さんをお招きし、齋藤春佳、小川希と3人で直接対面し、プロジェクト参加についてなど語り合います。
日時:2022年11月3日(木曜日・祝日) 14時~16時
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー
登壇者:樺澤 環×齋藤春佳×小川希
ギャラリートーク後に、みんなで展示を観た感想や思ったことを伝えあいませんか?
10月22日(土曜日) 16時~18時 相川良子(NPO法人ピアサポートネットしぶや 理事長)×大木裕之×小川 希
11月23日(水曜日・祝日) 14時~16時 角能秀美(児童養護施設子供の家)×田中義樹×小川 希
12月4日(日曜日) 14時~16時 橋本一郎(亜細亜大学 特任准教授)×齋藤春佳×小川 希
2020年12月にはじまった、レター/アート/プロジェクト「とどく」。
本プロジェクトではこれまで、ブログやトークイベントという形式でプロジェクトの様子をお伝えしてきました。
2022年12月から、3名のアーティストとこのプロジェクトに関わる人たちとのやりとりをブログで随時公開しています。それぞれのアーティストの目線から、その時々の心の動きや思いなどに言及されています。
手紙やビデオレターでのやりとりを通じ、作品制作に向け変化したことなど展覧会準備中の作家たちの様子をそれぞれのアトリエからおとどけします。
※この動画は展示会場でもご覧いただけます。
※手話通訳・字幕付きの動画は、後日公開する予定です。
アトリエ・ビジットの様子(大木裕之) 撮影:飯川雄大
アトリエ・ビジットの様子(齋藤春佳) 撮影:飯川雄大
アトリエ・ビジットの様子(田中義樹) 撮影:飯川雄大
2021年8月から2022年1月にわたり、5回開催しました。
3名のアーティストがそれぞれ、参加者とのやり取りの中で感じていることや、2022年に開催予定の展覧会にどのようにつなげていくのかなど、アーティストたちの胸中に迫っています。また、視覚身体言語の研究やひきこもり支援などを専門とするゲストをお招きし、参加者の社会的背景やこのプロジェクトを通してアーティストがかれらと関わることについてうかがいました。
2020年12月に開催。プロジェクトの開始にあたり、レター/アート/プロジェクト「とどく」に参加するアーティストが登壇し、これまでの活動を紹介するとともに、「とどく」において展開しようとするプランについて語るキックオフトークイベントを開催しました。
ゲストには、Vol.1では田中がコラボレーションを行う児童養護施設子供の家の角能氏を、Vol.2では齋藤とコラボレーションを行う、ろうの学生を繋いだ亜細亜大学の橋本氏を、Vol.3では大木がコラボレーションを行うNPO法人ピアサポートネットしぶやの相川氏を招き、本プロジェクトの展望と可能性を探りました。
詳細は各イベントページにて随時お知らせいたします。
交流プログラム
さまざまな背景を有する人々がアートを通じて交流し、相互理解を深めることを目的とする当ギャラリーの交流プログラムとして、レター/アート/プロジェクト「とどく」を始動しました。
参加アーティスト:大木裕之、齋藤春佳、田中義樹
【ブログ公開中】
3名のアーティストとこのプロジェクトに関わる人たちとの交流をブログで随時公開しています。
レター/アート/プロジェクト「とどく」
2020年に始動した、レター/アート/プロジェクト「とどく」。3年間にわたって展開されたプロジェクトの集大成となる展覧会が2022年10月8日より開催されます。
手紙やビデオレターでのやりとりを通じ、作品制作に向け変化したことなど展覧会準備中の作家たちの様子をそれぞれのアトリエからおとどけします。
※この動画は展示会場でもご覧いただけます。
※手話・字幕付きの動画は、後日公開する予定です。
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
このトークイベントでは、美学者の伊藤亜紗さんをゲストに迎え、利他という概念を手がかりに共生社会や多様性の意義について語り合います。
定員に達したため、申込受付は終了いたしました。
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
このイベントではギャラリートークの開催後、各回のゲストと参加者を交えてお話をします。
展示を観た感想やギャラリートークをきいて思ったことを伝えあいませんか?
※全回手話通訳付き
10/22(土) 16:00 - 18:00 相川良子氏(NPO法人ピアサポートネットしぶや 理事長)×大木裕之×小川 希
11/23(水・祝) 14:00 - 16:00 角能秀美氏(児童養護施設子供の家)×田中義樹×小川 希
12/4(日) 14:00 - 16:00 橋本一郎氏(亜細亜大学 特任准教授)×齋藤春佳×小川 希
「とどく」展関連イベント
手紙やはがきやビデオレターなど、直接顔を合わせることのないメディアを通じ、「今ここにいるわたし」と「今ここにいないあなた」が繋がるアートプロジェクト、レター/アート/プロジェクト 「とどく」。10月8日開幕の「とどく」展は、3年間にわたるプロジェクトの集大成となる展覧会です。
参加作家である齋藤春佳が手紙をやりとりしている一人、樺澤 環(かばさわ たまき)さんをお招きし、齋藤春佳、小川 希と3人で直接対面し、プロジェクト参加についてなど語り合います。