齋藤春佳 7【とどくの絵、1個完成する。】

「とどく」齋藤春佳

2021年7月23日の日記から

アトリエから出ると「指入湯なんでやってないんだよ」と叫んでる人と鉢合わせてお互い戸惑う。だいたい金曜日はやってない事実を伝える。

フレッシュネスを楽しみに午前中を頑張ったが、先週の方がポテトがカリッとしてて塩気がキツくておいしかった、ハンバーガーもはじける美味しさだった。

手話の本、この図書館での在処があまりにもはじっこすぎじゃないかと思った。私もこの図書館を利用できる立場なのだからその状況に参加している。

やろう!と思っていたこと、100号すすめる、キャンバスはる、蒟蒻畑キュビズムの絵始める、とどくの絵描くが全部できた!と感動しながら帰る

私はやっぱりキャンバスの目のかきあじがけっこうすきなんだなと、手で擦っちゃいながら思う。
とどくの絵、1個完成する。
こんな感じで描けて嬉しい。こんなふうには去年書けなかったな
逆に昔の絵のようには今は描けない
冷蔵庫に貼ってあるDMのオンゴーイングの柱の絵、今だったらこんなふうには全然かけないわと思う
今の絵も今しか描けないんだろう
勝ち負けじゃなくてただ向かっていくところ
午後描いていたら昨日夜からずっと不愉快だった心が落ち着いた
その時間をどのくらい生きるか
興味があるという時点じゃなくて、どう生きるか

揺れ方が他の木とは別の運動性を持っていてめちゃめちゃ面白い 笹をこんなに好きなのは今年がはじめて

すっごい談笑しながら発進がド下手な松戸ナンバーの車、四人友達同士だろう

昨日覚えた黄色いポールを照らし合わせるため視界の中でさがす

オムライス奪い合いながら食べる
クイーンズギャンビット「今日はここまで」と止められながら見る
ルイスダッドの絵の画像を沢山見る

渦中の出来事へのカウンターとして書いてある記事がシェアされているのをよくよく読んで、途中まではふむふむと読んだけれど、最後まで読んで、読む人の心をバカにしてると思った。すごい。
その文章を読んだ人の心がどういうふうに動くのかコントロールできると思い込んでるバカ。
文章というものをバカにしてる。(逆に私が文章というものをなんだと思っているのかがへんな可能性も多分にある。)

【文・画像提供:齋藤春佳】

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